2017年バズり動画『カサネテク』無敵の合コンテクニックの裏に現代女性の闇を見る

 

皆さん、どうも。モテチです!

『モテチ』をご覧いただき、ありがとうございます。

 

連続で合コンネタばかり書いています。

ところで皆さんこちらの動画はご存知ですか。

 


カサネテク|無敵の合コンテクニック!?Full ver. 

2017年4月に公開され、インターネット上でバズった「男を落とすための女の合コンテクニック」の動画...で・す・が、

本当は「雪印メグミルク」さんの4層デザート「重ねドルチェ」のPR動画です。

再生回数は2017年8月現在で"790万再生"で、かなり人気を博した動画コンテンツですね。

 

ダンス、音楽、テクニックの見せ方、動画全体の雰囲気...

全部すごい!この動画面白い!

「重ねドルチェ」は正直1回くらいしか食べたことないですが、買いにいきたいと思います!

 

今回はこの動画のクオリティについてではなく、

『カサネテク』の合コンテクニックの裏に潜む現代女性の「闇」に焦点を当ててみたいと思います。

この動画で紹介されるテクニックは確かに秀逸だと思いますが、私モテチは他のことも感じておりました。

※目次

 

「合コンテクニック」のパラドクス

そもそもなぜテクニックを用いるかというと、かっこいい人や気に入った人を落とすため(自分のことを気に入ってもらうため)です。誰かが発見した「男心をくすぐれる」と信じられているテクニックがあり、それを試します。

テクニックを駆使する女性は、モテたくて、そして気に入った男性と恋をしたくて、テクニックを学び、駆使します。

しかし、ここである1つのパラドクスに当たります。

それは「テクニックを冷静に駆使している限りは、本当に自然な『恋』ができない」ということです。

恋とは心から自然発生すべきものなのに、テクニックを用いすぎるばかりに恋愛が「ゲーム」になってしまうんですよね。

男が自分に惚れたらそれで「ゲームクリア」。また次の男を探して「ゲーム」開始。

本当は純粋な素敵な恋を追い求めて頑張ってたはずなのに、

いつの間にか何を追っているのか分からなくなってしまう

自分の心ではなく、テクニックに走り過ぎるとこのパラドクスにはまってしまいます。

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動画の中で、頑張ってたくさんのテクニックを練習し実践している彼女も、合コン終わり1人歩いて帰っているときに、おもむろに涙を流してしまいます。(あんなにも合コンで成功してたのに。。)

たぶん、彼女の「掴みたい幸せ」はテクニックを「カサネテク」場所以外のところにあると思います。

私は女性でないですけれども、男女関係なく、自分の心で体で自然な表情で恋をして誰かと一緒になれたら何よりも本望ですよね。

 

テクニックで引っかかる男が本当にあなたが求めている人か

ほぼ言いたいことは上で書いてしまったのですが、上に関連して思うのは、テクニックで落とせる男が本当に女性にとっても喜ばしい人なのでしょうか。

もちろん、全く意中にない男性に対してテクニックをわざわざ使おうとは思わないでしょう。

テクニックは確かに一定ラインで重要な意味を持ちますが、個人的に思うのは、テクニックを用いて過度に強がったり、上手く見せようとしなくても良いのではないかということです。

世界屈指のナンパ師の話

世界中の美しい女性たちを口説いてきたあるアメリカのナンパ師の話でもあるのが、その男が本当に好きになった女性は、自分が磨いてきた「ナンパのテクニックが通用しない女性」だったというものです。

落とすためのテクニックが通用しない女性に対して、そのナンパ師は緊張しぎこちなくなります。しかし本当に惚れているので、緊張しながらも、滅多にない形で自分からその女性を真面目なデートに誘います。

結果としてはなんと2人は結ばれるのですが、デートしてくれた理由として女性は「ちゃんとしたデートに誘ってくれたから。それに少し緊張してて本気なんだって分かったから」と答えます。

その女性が最初から見ていたのは、「ナンパ師」としての外見的な彼でなく、人としての根幹にある「彼自身」でした。

男性側の立場でも、モテモテの「ナンパ師」として女性に好かれるのと、「自分」という1人の人間として好かれるのでは、やはり後者の方が嬉しいですよね。

 

テクニックも身につければ良いけど心を忘れてしまってはダメ

恋愛において、気に入った人から興味も持ってもらうためにも、一定の自信を得るためにも、テクニックは大いに有効な部分があります。

しかし、世の中にはテクニックを駆使しなくても、素直な心で繋がっているカップルもたくさんいます。

恋愛とは考える前に心で行ってしまうものだし、もしテクニックを使うとすればそれは自分を優位に立たせるためではなく、好きな相手を喜ばせるために使ってみましょう。

「作り笑顔の常習犯」ではなく、「自然な笑顔の常習犯」でいてください! 

 

皆さんに素敵な出会いがありますように

ではまた